我が父の名言集。関白○○が似合う男...?
私の父。身長は175くらいで現在家庭内2位の身長を誇る。柔道黒帯、毎週10kmランニングするスタミナを誇り、パワーもある。学力も高い。そんな彼の訓示です。
※こんなこと言う時父は基本酔っています。
それでは。
私が小一くらいの時、筑後に単身赴任になった時。
「お母さんと弟(当時生まれたて)を守ってやれよ」
私も一応長男ですからね。とは言え、小一にそんな力はないんだけどなー。でも私なりに頑張りましたよ。
馴れ初めを聞かれて
「やっぱね〜可愛かったよ。今もやけど。毎日パチンコでスった俺を面倒見てくれた。わざわざ飯作ってくれたんよ。こんな人他におらんよ」
日頃太ってるだの鼻が低いだの意地悪ばーっかり言いますが、思いは初めから変わらないようです。ただし馴れ初めの中では父はろくなことしてません。
口癖その1。
「女は強いよ。見てみ。お母さんお前達のために切腹しとるんやけ。強いよ。敵わん俺には出来ん。」
私と弟は帝王切開の子です。黒帯がこう言うんです。これは心に来ますよね。
反面教師
「いいか、タバコとバイクとパチンコ。これは絶対認めんぞ。」
ぜーんぶ父がやってたこと。あと、バイクは父の仕事上悲惨な事故を見続けた結果でしょうか。まあ、カッコイイけどね、バイク。
部屋を上裸でうろつく私を見て
「やっぱボートは凄いなぁ。いい筋肉。
でもな、その筋肉は、大切な人を守るために使うんやぞ。傷つけるために使うのはあいならん(許されない)。」
毎回言ってる気がします。私が中学の頃から。何かの歌詞みたいなことをサラッと言うあたり、頭がいいんですね。
親バカ
「お前昔は可愛かったよ〜千代大海みたいでさ。ちっちゃかったなぁ。大きくなって、今は男前や、かっこいいぞ」
あまり心に響きません。
口癖その2
「いいか。女の人は守ってあげないかん。何かあったら全てを賭けて全力で守れ。お前は強いんだから。女性を殴ってはいけん。」
精神的な強さと物理的な弱さを知った上の発言ですね。これを言われてるが故私は女の人にはツッコミすら入れません。一種の呪縛ですね。
わがまま
父「最初の子(私)の名前には絶対に「直」を入れる。男でも女でも。」
母「せっかく春に産まれるし、女の子には桜を入れたい...」
父「真っ直ぐで素直な子にならんかったらどうするんだ!!」
こうして私の名前が決まりました。男ですが、桜の方が良かったかも?
お陰で私は愚直な人間になりました。要は恋愛下手です。良くも悪くも。
桜は一番好きな花でもあります。女の子が産まれたら桜って名付けようかなーなんてね。
テレビで可愛い人を見て
「この人なんて名前??俺次こんな人と結婚しようかなー」
「いかんいかん。お母さんに捨てられたら生きていけんくなる」
彼も純粋なようです。
口癖その3
共にダイエーの助っ人外国人です。昔、アパートでいっしょにこれを叫んでたら追い出されました。
ちなみに父は小久保ファン。母は若田部だそうです。
心構え
「いつも後ろに母さんやお前たちがおるー思って仕事しよるんよ。」
自分の仕事に対する誇りと責任、その目的を感じさせられます。
頭を撫でながら
「お前たち早く嫁さん見つけろよ。」
父はハゲです。一番受け継いじゃいけないのを私もガッツリ受け継いでます。キューティクルだいじ。
さっきのついでに
「直はしっかりした気の強い人が似合うやろうな。お母さんみたいな人もらえよ」
おっしゃる通り。
口癖その4
「あーそうそう。彼女、出来たんか?」
うるさい。
男女関係のことをよく言ってた気がします。
私が苦労すると知っての上でしょうか。小さい時から、ずーっと。
もう2ヶ月くらい会っとらんけどね。ちゃんと覚えとるよ。
なんか、こーやって見てると、関白○○の答えが見えてきませんか?
そう。関白宣言です。さだまさし。
ちょくちょく、自分が守るんだ!みたいなこと言ってるけど、結局守られてる。それを知ってるから、こんな言葉がでてくる。
ちょくちょく昭和臭かったりするけど、やっぱり私の師でございます。