前期試験お疲れ様でした。

昨日から大学の前期試験なんだそうです。私の大学は一日で終わりなんですが、場所によっては2日かかりますので、今日あげます。

 

 

割合としては、私の同期と一つ下が多い代です。私の仲間は去年多くが浪人しましたので、かなり心配しました。とは言え大学生の身でそんなこと言うのはちょっとおかしいので、彼らとはまだ連絡をとっていません。1番心配だったのは当の本人です。

 

 

さて、兎にも角にもお疲れ様でした。たった数時間でこれまでの努力の結果が決まってしまう緊張感、更には周りに知り合いが誰もいない孤独感の中の戦いなので、相当神経を減らしたことでしょう。ゆっくり休んでください。

 

 

更には、現役生は3月1日が卒業式です。残り2~3日の登校ですが、楽しんでください。大学はこれまでの学生生活とは全く違いますからね。

 

 

 

私は馬鹿ゆえお疲れ様の言葉はこれ以上出てこないので、去年の受験の話、今思うことを話そうかと。

 

 

 

まず、私の受験生活はインターハイ終了後、8月に始まりました。4月頃からみんな勉強を始める中、相当な遅れをとっていました。

 

早く追いつかねばの一心で、私は配布された問題集を解き漁りました。が、なーーんにも分からない。私は理系なので、暗記すりゃあいいってもんじゃないし、そもそも知識がそんなにない。アルカンが〜とかからです。

 

 

9月に模試がありました。広大模試であり、今のラインを知るのに持ってこいのものです。

 

私はここで最低ランクのE判定を喰らいました。私は馬鹿なので、「あら〜やばいねぇ」とかで済ませていましたが、ほんとにやばいのは分かりきっていました。

 

そこで私は、基礎からやり直そう、と、教科書だけの勉強にシフトしました。数学、物理、化学、どれも土台が重要です。超超基本の定理からの復習です。

 

 

私は天才でした。というのも、私は自分にとって最適の勉強法を知っていたのです。基礎を理解し、公式やポイントをノートにまとめることでした。加えて、長期記憶がかなり強く、1度理解すればOKでした。当時は。(短期記憶最弱ですが)

 

 

 

 

私と違い、周りの人は北九州から近い九大を目指していました。超負けず嫌いの私は模試の時にはいつも九大理学部を志望していたのですが、これがなかなか難しい。

 

九大に行けないからここに来た、なんて思われるのはいやでしたが、たった数ヶ月で4月から頑張ってるやつに追いつこうなんて虫が良すぎです。

 

 

さて、私は引退後塾に通っていました。駅から近い塾で、色んな高校の生徒が集まっていました。中学の友達と再開したりもしましたが、中でもボート部の仲間が集結していたことが大きかったですね。3年生に、2年生まで。駄べりながら支え合い、励まし合い、競い合い。素晴らしい戦友を手にしてしまったものです。

 

 

そうやってあっと過ぎた数ヶ月、2月も終わりになっていました。前期試験です。

 

 

確か倍率は2.5倍くらい。イスは45。隣と後ろを全員落とせば勝ち、そう思って臨みました。あの日の私は勝負の私です。心の中で睨みつけては、暴言の限りを吐いてました。(心の中)

 

ちなみにこの大学の受験生のうち、私の友人は確か5人。うち、同じ学部が1人。しかも同じ教室で受験です。

心強いったらありゃしない。一科目が終わる度に話しかけに行って、全く寂しくありませんでした。それも強かったかな。

 

 

だから、その人以外誰も興味なかった。理系の他43人、文系の45人なんて誰でもいい、私たち2人がこの学部に受かりさえすれば。

 

 

受験は無事終わりました。受けた3教科のうち、初めに受けた数学が難問、物理化学は超簡単でした。つまり、数学で勝負が決しました。

 

私も数学は苦しみました。案が全く出てこなくて、150分のテスト時間のうち、途中5分間瞑想?睡眠?を取りました。その後伊集○光さんのようなヒラメキのみで欄を埋められたのですが。機転と根性で勝てた...のかな。てか、運だわ運。

 

 

 

帰り道、遅くまでテストをしていた友達を広島駅で待って、一緒に帰りました。お好み焼きが食べたい!って言って、新幹線の中でコンビニのやつ食べやがって!!どこでも食えるわそんなの...笑

 

今思うとあれ以降ゆっくり話せてないなぁ。

 

 

一緒に受けた5人の友人のうち、受かったのは1人だけ。1人は後期で合格し、あとはみな浪人しました。寂しいったらありゃしないけど、あいつらそれ以上の苦しみを1年間耐えてきたんだろうね。

 

 

 

今思うこと。

 

 

あの受験の日、死ぬほど敵意を向けていた隣の人と、ヨット部の新歓で出会いました。発着所の船に向かうエンジンボートの中で偶然知り合いました。あの日の目を謝りたいくらいいい人です。クズらしくそいつの悪いところ書こうと思ったけど何も出てこんわい。

 

 

あと、

この学部には多くの元浪人生がいます。正直、大体の人は雰囲気で分かります。円熟味があるんです。単純に1歳年上だからではなく、1年間私の知らぬ世界で耐え抜いたがゆえの心でしょう。

 

見識が広く、志は高く、心も大きい、そんな印象です。彼らに負けないよう?私も精神面を見つめ直していた節があります。

 

だって正直、浪人生の心なんて考えられないもの。2度目というプレッシャー、伸びてくる現役生、頭打ちの成績、遊べないもどかしさ...

 

 

 

私なら耐えられないかもしれない。浪人生って、すごいや。凄すぎる。

 

春休み、会おう。

 

改めて

 

1年間、お疲れ様でした。