友達って財産だよね ぼーとのはなし

昨日の続きです、見てない人は先そっち見た方がいいかも!

私の話をする前に、福岡県は高校ボートには基本興味がありません…そのため、金銭力が他の県より圧倒的に弱く、船、艇庫(部室みたいなもの)、池の環境など、劣ってる部分が非常に多いです。まあ、学校から近いのはちょっとした贅沢。今はその環境でほかのチームと張り合えたことを誇りに思っていますが、羨ましいかと言われると、
非常に羨ましいです!!

本編

2年生になると、自分たちの実力が分かってきます。私たち117期も気づいていました。現段階では、翌年のインターハイは非常に厳しく、特に私ともう1人が散々足を引っ張ってました…💧
これはまずい
そのため、休み返上でトレーニングを重ね、冬場は特に技術面で同級生にしごかれました。いやほんとにメンタル死ぬかとおもった〜

でも実力は確かについていきました。全国選抜に出た高校と接戦ができる、明らかに感覚が変わっていた

3年生になり、インターハイ予選の日になりました。決勝は2本選手、一日目に1本2日目に2本レースがありました。この日のために努力していたのですが、
1本目大敗してしまいます‪‪

正直めちゃくちゃ緊張してて、終わったあとショックは計り知れませんでした

が、私の仲間は、何も無かったかのように毅然とした様子。その態度、夜のミーティングで気づきました。

私は自分で自分を追い込んでいました。インターハイに行きたい気持ちが強すぎて、勝ちたい、ではなく負けてはいけない、と考えていたんです

翌日は大接戦でした。ですが、気持ちに余裕のあった私たちは、追い込まれても決して負けませんでした。1000mのレースでそれぞれ0.4、 0.5秒差での勝利。実力がそのまま結果に直結しやすい直線レースで、2度の格上への勝利。これ以上ない完璧な内容でした。あまりにも衝撃が強かったので、私はこれ以降、何においても緊張しなくなりました。

このボート生活を通して、周りの友達の偉大さを知りました。同じ目標のために心を鬼にして練習に参加し激を飛ばしてたこと、辛い時、追い込まれた時、絶対に傍にあいつらがいたこと、私の良さを全面に引き出してくれたこと、共に喜び、泣き、挑んだこと、今の私は全て周りの仲間があって成り立っています。
「お前の武器はパワーと優しさっちゃ」って言ってくれた
その言葉信じてるから、総科でもやっていける。うちの大学にはいないけど、アイツらのためにも、頑張んなきゃ


大学では続けません。高校で上手くいかないことも沢山あったけど、未練はないし、新しいことをいっぱいしたい!でも生半可な気持ちでボートしても、絶対に勝てないしクルーの邪魔ってこと分かってるから


しんみりしちゃった!以上!見てくれてありがとう!